二村ヒトシ「すべてはモテるためである」 感想・書評

 
恋愛本ベストセラーである二村ヒトシ著「すべてはモテるためである」を読み終えました。

さっそく書評します。

 

二村ヒトシ「すべてはモテるためである」の内容

なぜモテないかというと、それはあなたがキモチワルイからでしょう。

冒頭で筆者は、ばっさりと言いきっています。

 

ここで言うキモチワルイというのは、
外見が気持ち悪いことだけではありません。

性格が気持ち悪いということです。

 

筆者・二村ヒトシによれば、モテない男性は、

  • 自意識過剰であり
  • バカであり
  • 臆病である

のだそうです。

 

自意識過剰

まず、モテない男性は自意識過剰であるということ。

モテない男性は「自分が女性にどう思われているか?」を気にするあまり、
女性を深く知ろうとする気持ち・気遣いが欠けていると指摘しています。

やたら自分のことを自慢する男性もそうですし、
相手に嫌われたくない思いが強すぎて緊張して何も話せない男性も、
これに該当します。

 

バカ

次に、モテない男性はバカであるということ。

よく恋愛マニュアルで「下ネタをいえば女性はエロい気持ちになる」とか
「ワイルドな男はモテる」と書かれてありますが、
それをそっくりそのまま真似する男性は、滑稽でしかないと切り捨てています。

 

また、自分のポテンシャルを過大評価する男性
バカであると指摘しています。

モテないのは「俺はまだ本気出していないだけ」であり、
本当の自分は何か特別な才能を秘めているんだ、と思い込む男性。

そんな人は、自意識過剰でありバカだというのです。

 

臆病

最後に、モテない男性は臆病であるということ。

たとえば、好きな女性を口説くことができない男性は多いと思います。

そんな男性を誠実な人柄だと良い風に解釈してくれる女性がいると思ったら大間違いで
、実際には、女性からすればウジウジしていて暗い男にしか映らないようです。

 

以上、モテない原因は、自意識過剰か、バカか、臆病であるかのいずれかだということです。

そのうえで、本書では、どうやってモテない原因をつぶしていけばいいか?の解決策が提示してありました。

 

二村ヒトシ「すべてはモテるためである」の感想

読み終えて、自分のモテない原因がようやくわかった気がします。

 

自分で言うのもおこがましいですが、私は決して顔は悪くありません。
また、勉強は得意な方であり、特別に頭が悪いとは思っていません。

にもかかわらず、現実には女性にモテませんでした。

そのことが長年、不思議でしょうがなかったのです。

 

しかし、筆者の二村ヒトシに言わせると、
そう思っていること自体がキモチワルイのでしょう。

モテない男性は思いつめていて自意識過剰であり、
それゆえ女性には魅力的に見えないのです。

つまり、モテないことで悩む、あるいはモテようと必死になる、
それ自体が自分の価値を下げていることに他なりません。

 

・・なんというパラドックスでしょうか。

頭をブン殴られた気分です。

 

では、どうすれば自意識過剰を克服し、女性に対して自然体でいられるか?についてですが、
本書ではいくつか解決策が示されています。

その1つとして、キャバクラ・風俗で女性経験を積むということが語られていますが、
これは正直、ありきたり過ぎなアドバイスです。

たしかに、童貞で全くの女性未経験者であれば、効果はあるでしょう。

しかし、この本を手にしている読者は、女性経験はあるものの大してモテない
私のような男性も多いはずです。

そんな人からすれば、今さらお金を払って玄人の女性の相手をしても、
あまり意味はないと思います。(むしろ、夜のお店にハマってますますモテなくなるかも笑)

 

また、自意識過剰・バカ・臆病といった性格的な問題は、
一朝一夕で解決するような容易い問題ではありません。

かなりヘビーな問題です。

この本の通りに実践したとしても、
いますぐモテる性格になるのは難しいでしょう。

 

 

ただ、自分がモテない原因を知るうえで、これ以上すばらしい本はないと思います。

 

多くのモテ本は、女性を口説くテクニックにしか焦点を当てていませんが、
それでは根本的にモテるようにはなりません。

モテるためには、一度ありのままの自分を直視する必要があります。

 

筆者の論調は辛口で、読んでいてグサリと胸に刺さります。

あまりに鋭い指摘なので、途中でページを閉じたくなるくらいです(笑)

しかし、ここまでガツンと言ってくれないと、現実を受け入れることができません。

読んでいて決して愉快ではありませんが、
自分を見つめ直す良いキッカケを与えてくれます。

 

恋愛マニュアルを買いまくっているのにモテない男性はもちろん、はじめて恋愛マニュアルを買う男性にも、ぜひ読んもらいたい1冊です。

>>「すべてはモテるためである」はこちら